SBT
マツ六株式会社は、このたび2030年度に向けた温室効果ガス排出削減の目標をSBTイニシアチブへ提出し、中小企業向け検証ルート(Target Setting Letter for SMEs)において「1.5℃目標」に整合しているとしてSBT認定を2023年11月に取得しました。
SBTについて
- SBTとはScience Based Targetsの頭文字を取ったもので、日本語では「科学的根拠に基づく目標」などと訳されます。産業革命前と比べた世界の平均気温の上昇を1.5℃未満に抑えるという、温室効果ガス排出削減目標のことです。
マツ六のSBT短期目標と取組み
SBT短期目標(near term)
- ●Scope1およびScope2(注2)の温室効果ガス排出量を2030年までに2022年度比で42%削減
- ●Scope3(注2)排出量の把握と削減に取組むことを約束
サプライチェーン排出量(Scope1,2)削減目標と実績推移
- ●Scope1,2 2030年度42%削減目標(2022年度比)
マツ六温室効果ガス排出実績PDF
注釈
注1 パリ協定とは
2015年の国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)で採択された、2016年に発効した気候変動問題に関する国際的な枠組み。
世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をするという長期目標を掲げています。
注2 SBTが削減対象とする排出量をサプライチェーン排出量と言い、Scope1,2,3の3種類に分類されます。
Scope1……事業者自らによる温室効果ガスの直接排出
Scope2……他者から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
Scope3……Scope1,2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他者の排出)
▽SBT(Science Based Targets)ホームページ
https://sciencebasedtargets.org/companies-taking-action
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