製品安全・品質
製品安全基本方針
- 1.リーダーシップ
代表取締役社長は製品安全管理のPDCAサイクル運営の為に必要な経営資源を投入し、自らが迅速かつ適切な判断が可能となる製品安全管理体制の整備、維持、改善に対してリーダーシップを発揮致します。
- 2.法令遵守
取扱製品、関連する市場を踏まえて関連する法令・強制規格・ガイドライン等を遵守します。
- 3.製品安全確保
自社製品のさまざまな使用形態を踏まえて本質的な製品安全化を図り、消費者の誤使用防止に配慮した製品の設計・製造を実現します。
設計開発から廃棄に至るまでの全プロセスにおいて製品安全に関するリスク評価を実施して 適切な対策を講じます。
取引先と連携し、より安全な製品を市場に供給するよう尽力します。
- 4.不具合発生に関する対応
迅速な情報入手、事実確認、法令等に基づく報告義務、原因究明、迅速かつ適切な判断と行動、適時適切な情報開示、被害者救済、再発防止等、リスクの低減・被害拡大防止のために迅速かつ適切な対応を行います。
- 5.関係者とのコミュニケーション
適時適切な情報開示、消費者その他関係者からの意見聴取、双方向の意思疎通による信頼関係の醸成により、安全・安心な社会づくりと利用者様の健康寿命延伸に貢献します。
製品安全の取組実績
- ●一般社団法人 日本建築材料協会
本協会が開催する建材交流会の技術委員として企画・運営に参加し、リサイクル、エネルギー、耐火、防火、耐震・減災、リフォーム、省施工・省力化など幅広く建築設計に役立つような商品や安全に関する情報を定期的(3回/年)に発信しています。
- ●一般社団法人 日本福祉用具・生活支援用具協会 手すり部会
- ・平成27年度、28年度 経済産業省 高機能JIS等整備事業
「固定形手すり(JIS T 9282)」、「留置き形手すり(JIS T 9283)」 開発委員会へ参加しています。
- ・平成30年度~令和5年度浴室トイレ用品国際標準分科会への参加
「浴室トイレ用品(ISO/PWI 17966)」の改訂に伴い、日本の実情に合うよう改定案を検討、提案しています。
- ●一般社団法人 日本福祉用具・生活支援用具協会 安心・安全部会
- ・H.C.R.、バリアフリー展、ウェルフェアにおける安全安心部会セミナーの実施を企画しています。
- ・JASPAホームページ注意喚起情報「福祉用具をご利用の皆様へ」内、パンフレット「安全にご利用いただくため」について定期的に見直しを行っています。
- ●経済産業省 製品安全企業向け研修
経済産業省が主催する、「製品安全関連四法に係る基本的な考え方」及び、「消費生活用製品の製造・輸入・販売に係る事業を適切に行うための規制」に関する知識を習得する研修へ参加しています。
様々な民間企業の製品安全に対する取組みの共有など、製品安全に関して多面的に学習を行い、企業における製品安全の向上に寄与する人材の育成に役立てています。
また、令和5年度については本研修において講演を行いました。
- ●経済産業省 自治体イベント(高齢者関連製品安全講演イベント)
経済産業省と自治体が連携した高齢者の安全に関する講演イベント(以下にイベント名を掲載)にて、製品安全対策優良企業表彰(PSアワード)の受賞企業として、高齢者を取り巻く製品安全のリスクとその防止策等について、講演を行いました。
- ・令和4年12月13日 神奈川県厚木市 「家庭内におけるリスクと安全対策」
- ・令和5年12月26日 滋賀県東近江市 「知って得する製品安全」
- ・令和6年2月28日 新潟県三条市 「燕三条の中小企業と考える製品安全活動の活性化」
- ●製品安全対策優良企業表彰(PSアワード)への応募
自社の製品安全への取組みが外部の観点と相違していなことを確認するために、製品安全対策優良企業表彰(PSアワード)に応募することで第三者評価による検証を進めています。
- ・令和3年2月19日
第14回製品安全対策優良企業表彰(PSアワード2020)中小企業 製造事業者・輸入事業者部門 経済産業大臣賞受賞
- ・令和4年11月29日
第16回製品安全対策優良企業表彰(PSアワード2022)中小企業 製造事業者・輸入事業者部門 経済産業大臣賞受賞
安全・安心への取り組みはこちら
- ●施工セミナー・優良施工業者認定会
取扱い製品について定期的な施工セミナーや優良施工業者の認定表彰を行い、商品の安全な使い方や安心な施工方法の啓発に努めています。
商品FAQはこちら
技術情報・マニュアルはこちら
- ●MOTOE(モトエ)プロジェクト
主に福祉用具において、製品の耐久性や利用の安全性を向上するためリユースを進めています。塗装された製品を素地から塗り直すことや劣化した部品の確認などから、商品の使われ方や破損状況を確認し、商品の改良を進め廉価でサステナブルな製品を提供する新しい製品安全のあり方にチャレンジしています。
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品質方針
- 1.顧客満足を重視した品質改善と経営改善の両立を目指し、ISO9001:2015の規格要求事項を満たすべく自社で構築した品質マネジメントシステムを維持し、実施し、企業の社会的責任を果たします。
- 2.「企業理念」、「企業ビジョン」及び「中期経営計画」で示される経営目的に対して、品質マネジメントシステムの適切さを維持するために、自らが[品質方針]を設定し、定期的に見直しを進めます。
- 3.商品及びサービスに関する顧客要求事項、法規制要求事項を満たすことの重要性を認識し、実行します。
- 4.品質マネジメントシステムの継続的改善と有効性を維持するために、定期的なマネジメントレビュー及び内部品質監査等を実施します。
- 5.品質目標設定への指針
- ①品質を"商品の品質"と狭義にとらえがちであるが、"サービスの品質"をも含む広義にとらえ、サービス活動に関する品質改善も重視します。
- ②商品の品質は、検査等の品質管理のみで実現・確保できるものではなく、"設計・開発"と"購買先との共存共栄"で実現・確保します。
- ③是正処置の実行もさることながら、予防処置及びQCパトロールの実行の重要性を認識します。
- ④意思決定又は活用の目的を明確にしたデータの収集及び分析を重視します。