このたびお蔭をもちまして、
弊社は創業百周年を迎えることができました。
顧みますれば大正十年祖父松本六郎が、
大阪市南区西賑町の地にて小さな金物卸商を始めまして以来百年、
時代と共にさまざまな試練と変遷を経ながらも、
全国各地のお客様 沢山のお仕入先様との心温まるえにしを賜り、
この記念すべき日を迎えることができ感慨一入でございます。
これも偏に皆々様の温かいご支援ご厚誼の賜物と存じ、
衷心より厚く御礼申し上げます。
創業百周年というこの記念すべきときにあたり、
私共一同あらためて先人の遺業に思いを致しつつ、
心新たに次代を拓き精一杯皆々様のお役に立つべく、
精励をつづける所存でございます。
いま世界中で蔓延する感染症の拡大は大きな犠牲と共に、
私たちのより強固な団結と惜しみない協力の大切さを
示唆しているものと思われます。
弊社は今後も創業以来の経営理念である協調互敬の精神を継承し、
この激動の時代に対応すべく日々革新を求めて参ります。
何卒今後共変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
マツ六株式会社
代表取締役社長松本 將
大正10年3月3日の創業から1世紀―
お蔭様でこの度100周年を迎えた節目に、ここまで支えてきて頂いた皆様との「縁 ―えにし―」に感謝を込めてロゴマークをデザイン致しました。
モチーフはお祝いで使われる「水引」。それは、マツ六と隣接する四天王寺が建立された飛鳥時代に遣隋使によって伝えられ、「物事を清め浄化し邪気を払う力」や「人と人を結び、心をつなぐ」という意味が込められています。
水引の紐が幾重にも結ばれるように、これからも皆様とたくさんのご縁がありますように。