マツ六株式会社(本社:大阪市天王寺区四天王寺1丁目5番47号、代表取締役社長:松本 將)の企画・販売する『お絵かき手すりプロジェクト』が、第15回キッズデザイン賞(主催:キッズデザイン協議会、後援:経済産業省、内閣府、消費者庁)を受賞しました。
キッズデザイン賞とは
キッズデザイン賞は、「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・サービス・空間・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に2007年に創設されました。
子ども用にデザインされたものはもちろん、大人・一般向けに開発されたものでも、子どもや子育てに配慮されたデザインであればすべてが対象です。
▽キッズデザイン賞公式サイト
https://kidsdesignaward.jp/
審査員コメント
家の中で手すりは必ず触れるものであり、自分のお気に入りの絵に手をかけるなど、毎日それを繰り返すことで小さな行動変容につながるかもしれない。家庭だけでなく、高齢者施設等の行動様式に合わせた思いを伝える展示方式への発展の可能性がある取組と感じた。
https://kidsdesignaward.jp/search/detail_210033
『お絵かき手すりプロジェクト』について
この取組みは、「手すり」が家族のコミュニケーションの一助になれればという願いの元、子どもたちが描いたイラストが実物の手すりとなり、おじいちゃんやおばあちゃんのもとへ届けられるプロジェクトです。
高齢者の転倒を予防するためには早めの手すり取付けが有効とされており、当社もメーカーとして啓発に努めていますが、元気な高齢者の方には「年寄り扱いされたくない」などの理由で敬遠されるケースもあります。しかし愛する孫が自分を思って絵を描き贈ってくれた世界一すてきな手すりを、喜びこそすれ拒む方はいません。
要介護になってからの介護保険頼みではなく、元気なうちに手すりを付け、大切な人を転倒から守りたい。そのきっかけになればという想いでプロジェクトの企画に至りました。
内閣府調査によると、高齢者が生きがいを感じるのは「孫など家族との団らんの時」 が 48.8%と最も高く、年々増加しています(注1)。一方で3世代世帯は大きく減少し、世代間のコミュニケーションがどんどん減っているのではないかと危惧されています。
(注1 出典:平成25年度 内閣府「高齢者の地域社会への参加に関する意識調査」)
当社は手すりを使って転倒を予防することだけではなく、それにより『健康寿命をのばす』ことを目標に掲げて商品の企画・開発を行っています。手すりが高齢者・障がい者だけのものにとどまらず、子どもたちや家族みんなにとって楽しく・うれしい建材になるように、また住宅にあって当たり前の設備になっていけるように。今後なお一層その思いを強くし、様々な活動に邁進して参ります。
▽お絵かき手すりオーダーサイト
https://mazroc.co.jp/oekakitesuri/
【本件に関するお問合せ先】
マツ六株式会社 開発企画部マーケティング課
Tel:06-6774-2255 Fax:06-6774-2248